修理速報
iPhoneが拡大表示されて戻せない! コレって故障なの? スマホスピタル中洲店にご相談の事例
[2019.07.12] スマホスピタル中洲店
下写真のiPhone 8……なんだか変ですね。画面が極端に拡大されています。
少し前に水濡れしたのでもしかして壊れたのでは、とスマホスピタル中洲店にお持ち込みされた端末です。おかしくなる心当たりがあり、実際にそれまで見たことない状態になっていれば壊れたと考えるのも無理はありません。しかし、結論から言うとこの端末におかしなところはなく、実は拡大表示する設定になっていただけなのです。そんなことをした覚えはないということでしたが、実はちょっとした落とし穴があります。設定方法から見ていきましょう。
設定→一般→アクセシビリティ→ズーム機能 と進むことで、下画像のズーム機能設定画面が表示されます。ここでズーム機能をONにし、ズーム領域をウインドウズームではなくフルスクリーンズームにしていると、三本指でダブルタップして拡大状態にすると上写真のような状態になります。
ココで一つ目の落とし穴。拡大状態では、拡大領域の移動は三本指で行います。設定を開けば直るかも、と思っても写真のように設定が表示されていないと……Instagramの上にあるはずなのに!となります。また、三本指でダブルタップしないと拡大が解除されません。それを知らないと、おかしくなった!と思ってしまうのも当然です。
そしてもう一つの落とし穴は、三本指でダブルタップして拡大を解除しても設定自体はONのまま、ということです。つまりまた三本指でダブルタップしたら拡大されてしまいます。設定したことを忘れて、偶然三本指でダブルタップしてしまったら……というのが、今回のお客様に起きた事の真相でしょう。こうなってしまうと原因を調べるための検索も満足に出来ませんね。三本指でも指を揃えていれば一本指と判定されることがあるので、適度に離すと認識されやすくなります。
ちなみにウインドウズームにすると画面上に拡大鏡が追加され、自由に動かして好きなところを拡大することが出来ます。
知ってれば便利な機能ですが、意図せず拡大されると混乱してしまいます。「あ~、そうだったの。そう言われれば覚えがあるかも……」とお客様も納得。今後は誤作動しないようにとズーム機能はOFFにされました。
なにも修理していないので修理代金は頂けませんが、せっかくなのでとスマートコートをご依頼されました。フロントパネルに特殊なガラス溶剤を塗り込み硬化させる作業です。保護フィルムのようになにか貼っている感覚はなく、でも貼っているのと同じように衝撃からガラスを保護してくれます。iPhone本来のガラスも十分な強度はあるのですが、ひっかき傷には強くても瞬間的な強い衝撃は吸収しきれず割れてしまうのが実情です。スマートコートすることで衝撃吸収性も増し、割れなくなったと多くのお客様に好評いただいています。
iPhone 8以降は背面もガラスになり、コチラの割れにも注意しなければなりません。操作に影響する箇所ではないのでカバーを付ければ見えなくはなりますが……。Appleで修理してもらうとしても、背面が割れていたら新品交換です。スマホスピタル中洲店なら両面コート出来ますので、修理後はもちろん、新品購入時にもぜひご依頼ください。もちろんAndroidやタブレット端末でもOKですよ~!
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